ただいま、奈良国立博物館では特別展「糸のみほとけ」展を開催しております。
當麻寺からは秘仏 国宝「當麻曼陀羅(當麻曼荼羅)」をはじめ糸でつくられた仏様を出品しております。
當麻寺の本尊である国宝當麻曼陀羅(たいままんだら)は、奈良時代(763年)に中将姫によって蓮糸で織り上げられたという伝承で有名です。その技法は綴織(つづれおり)という、現代でも最高技術と賞賛される技で織り上げられました。奈良時代から室町時代まで當麻寺本堂(曼陀羅堂)に懸垂されてい、ましたが、損傷が激しく約500年前に模写である文亀本が完成すると秘仏となり、現在も當麻寺で大切にお守りしております。この度4年に亘る大修理を終えたことを記念して特別に奈良国立博物館で展示されることとなりました。展示後は再び秘仏となります。
また、當麻寺講堂では「糸のみほとけ」展を記念して、国立博物館に寄託しております重要文化財「紅玻璃阿弥陀如来坐像(ぐはりあみだにょらいざぞう)」を82年ぶりに帰寺いただき特別公開を行っております。
是非この機会に、奈良国立博物館「糸のみほとけ」展と當麻寺にお越し下さい。
Special Exhibition Commemorating the Completion of Conservation Work
Threads of Devotion
National Treasure: The Taima Mandala Tapestry and Embroidered Buddhist Imagery
◆Period
July 14 (Sat.)-August 26 (Sun.), 2018
◆Site
New Wings of the Nara National Museum
◆Closed
Mondays (with the exception of July 16 and August 13)
◆Open hours
9:30 AM-6:00 PM
* (Last admission 5:30 PM)
◆Special extended hours
On Fridays and Saturdays and August 5 to 15
open until 7:00 PM (last admission 6:30 PM)
The hours for the Exhibition of the Permanent Collection differ from those of the special exhibition. Please consult the museum’s homepage for details.
開催時期 | 平成30年 7月14日(土)~8月26日(日) |
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開催場所 | 奈良国立博物館 |
見学料など | 一般1500円 高校生1000円 中小学生500円 |
参考サイト | 奈良国立博物館 |