2021/11/01 公開
本日発行の月刊奈良11月号に當麻寺念佛院所蔵「刺繍善導大師像」(奈良県指定有形文化財)が掲載されました。
「刺繍善導大師像」は中国唐代の高僧で浄土教の第一人者であり、念佛院の本尊でもある善導大師の姿を、刺繍によって縫い表した繍仏です。當麻曼陀羅が善導大師の著書『観経疏』に基づいて制作されていることから當麻寺では古くから尊崇されていました。
本像は縦42.5cm横21.4cmの刺繍部に、椅子に腰掛け合掌し念仏を称える善導大師を刺し繍いしています。特に善導大師の真影部分は人毛を用いる髪繍で保存状態が極めて良いのが特徴です。
詳しくは是非「月刊奈良」の本文をご参照ください。