2018/02/08 公開
参拝下さる方からの質問で多いものに、「たいまでら」の「たい」の文字についての疑問がございます。
「當麻寺」と「当麻寺」
お寺の中にある表記はどれも「當麻寺」で、住所も葛城市當麻です。
しかし、近鉄の駅名や新聞記事は「当麻寺」となっていて相違がありますね。
どっちが正しいのか。。。
答えは簡単。どっちも正しいのです。
「當」は「当」の旧漢字
「當麻」=「当麻」
お寺は当然旧漢字を正式表記としていますし、地名も新漢字ができる前からなので「當麻」のままです。
じゃあ全部「當麻寺」でいいじゃないかとなるのですが、
駅名や一般の方々が読む新聞には使用できる漢字に制限があるんですね。よって「当麻寺」になります。
ちなみに葛城市になる前は、「奈良県北葛城郡當麻町大字當麻1263」という住所でした。
長い住所ですよね。
なので私は、當麻町當麻にある當麻寺奥院から當麻小学校に通う生粋の「當麻人」だったのです。