2022/03/07 公開
當麻寺奥院 宝物館所蔵の當麻曼陀羅延宝本は江戸時代に模写された原寸大の曼陀羅で、奈良県指定文化財に指定されています。
このたび奈良県文化財保存課監督の下、4年がかりで修理されることになり、令和3年3月7日宝物館から搬出されました。
なお、延宝本の修理の様子は天理市に新設されました「なら歴史芸術文化村」にて一般に公開されます。いままで文化財の修理といえば専門的な施設の閉鎖された空間で行われることが通常でしたが、一般に公開されることで文化財保護への理解と、人材育成に資することを期待します。